コードブルーの意味とは?なぜブルーなのか?意味深なシーンとは?

コードブルーの意味とは?なぜブルーなのか?意味深なシーンとは?

月9のコードブルー3も、かなり盛り上がっていますね!

この夏にぴったりなドラマではないでしょうか!

そこで今回はコードブルーの意味は?なぜブルーなのか?コードブルーについてご紹介していきたいと思います!

コードブルーの意味とは?なぜブルーなのか?

「コードブルー」は本来、救命救急などの現場で患者さんの容態の急変から心肺停止などの緊急を要する事態が発生したことを知らせる言葉として使われています。

緊急事態に対応できる手の空いた医師や看護師を素早く招集するときに、病院内で分かり易く患者の緊急事態を伝えるため院内アナウンスで使われている隠語です。

また、院内の手の空いている医師全てを招集する言葉の為、集めてから患者の容態に最も適した医師だけをその場に残し、処置が行われます。

病院内には様々な気持ちで入院・通院している患者さんやその関係者がたくさんいます。

そんな人たちに余計な心配や混乱を招かない為にも隠語は活躍しますね。

なんだかとっても大がかりですが、命の危険と隣合わせな医療現場では常に最善の選択が迫られる為、知られざる工夫がたくさんされているんです!

コードブルーの意味の由来とは?

病院には様々な隠語が存在しますが、中でもコードブルーの「ブルー」には最優先という意味が込められています。

一刻を争う状況を示す言葉の為、細かい患者の容体などは現場に着くまでわかりません。

ドラマでも藍沢耕作(山下智久)は脳外科医、緋山美帆子(戸田恵梨香)は産婦人科医などみんなバラバラの専門医ですよね?

しかし、緊急のコールが入れば一様にヘリに乗り込み現場に急行します。

現場の医師・看護師の中でベストな判断と処置がされるのは院内でも院外でも同じなんですね。

コードブルーのような意味は他の色でもある?

病院内で使われているコードには、ブルー以外にも様々なカラーと意味があります。それぞれお伝えしていきます。

◆コードレッド

レッドという色からも連想できるように、発煙・火災の発生時に使用され、その被害の程度は後に伝達される避難コードがあるまでは特に対応は無いようです。

◆コードオレンジ

避難命令時のコードで、前述のコードレッドの後にコードオレンジがあれば、火災発生による緊急避難ということになります。

火災などの災害に限らず、感染性の高い患者や放射能汚染患者が運ばれ来る際にも使用されます。

◆コードイエロー

院内の医療機器に故障や、不具合が見られた場合に使用されるコードです。

機器の破損に限らず水道や電気の異常、また大量に患者が運ばれてきたことによるスタッフ不足の際にも用いられます。

つまり、普段の医療現場が通常時の様に機能しない状態で発せられる緊急コードのようですね。

◆コードブラウン

大事故、大災害などの負傷者が大量に運ばれてくる際の緊急コードです。

病院から近いエリアでの天災や飛行機など大型の乗り物の事故、建物の倒壊など、緊急を要する重症者が多数運ばれてくる可能性が高いコードです。

そのため、コードブラウンが発令されると、入院患者の見直しがされ、症状が安定していたり軽度のものであると判断された場合は退院させて、運ばれてくる重病人に備えることもあるようです。

◆コードパープル

爆弾や脅迫行為があった際に使われます。院内の爆発物の存在を知らせるような連絡があった際や、不審物の配送品の授受の発見時に発令されます。

電話での脅迫の際は、全病院に共通して対応マニュアルが存在し、絶対に脅迫相手との電話は切ってはいけないという決まりがあるようです。

逆探知の捜査や、犯人につながる手がかりの為と言われていますが、そんな電話をとってしまったら電話越しでも怖いですね!

◆コードゴールド

脳死判断をされた臓器提供者が現れた際に使用されるコードです。

臓器提供のドナーを待つ人の中には一刻を争う状況の人も少なくありません。

臓器提供者の生前の意思を尊重して脳死の際に他の人の助けになるべく臓器を有効活用するためにいち早い判断が必要になってきます。

◆コードグリーン

テロ行為や何かしらの攻撃の危険性を知らせる際のコードで、テロによる大量の重体患者、死傷者の可能性を知らせます。

日本ではテロの被害は一般的ではないものの、安全に対し過ぎる対策は無いという考えから予め取り入れている病院も増えてきています。

◆コードブラック

患者さんが暴れた際、本人や周囲の人間に危害が及ぶ際に使用されます。

また、新生児・幼児の連れ去りの際も発せられるコードブラックはまさに緊急事態ですね。

◆コードホワイト

病院内で大声を出すなどして暴れている人物はいる時に使用されます。

医療現場での迷惑行為は緊急事態につながりやすいとても危険なものなのできちんと緊急コードが設定されています。

様々な色の様々なコード、どれも緊急を要する重要なコードですが、覚えるだけでも大変なのに、その都度コードに応じて適切な行動を求められる現場の人たちは本当にスゴいですね!!

コードブルーの意味とコウノドリの関係とは

2015年に綾野剛さん主演でドラマ化された産婦人科の医療現場のリアルを描いた作品「コウノドリ」でもコードブルー宣言がされたことが話題になりました。

お腹の中に赤ちゃんがいる状態にも関わらず、突然意識を失ってしまった妊婦さん。

もうすぐ生まれようとしている赤ちゃんと対照的に心肺停止に陥ってしまいます。

加えて、夜間の人手が少ない時の緊急事態ということでコードブルーを発令し、多くの人手を募ったという事だったようです。

病院に入院するすべての人に「絶対」は無く、多くの人が経験する出産も常に命の危機と面していることを改めて教えてくれた瞬間でした。

コードブルーの意味は実際に病院で通じるのか?

実際の医療現場で使用されている緊急コールの「コードブルー」なので、その意味はもちろん通じます。

ですが、これはあくまで病院内の職員が活用する隠語として使われているものなので、一般の人が安易に発言して現場の混乱を招くような事がないように気をつけましょう。

また、先ほど紹介した様々な色のコードは海外で使われていることが多いようです。

確かにテロに無縁な日本ではあまり使用の機会がなさそうなコードもありましたね。

コードブルーの意味深なシーンが話題に?!

ドラマの作品名だけでも多くの人が関心を寄せている人気ドラマ「コードブルー」。

今回のseason3の第1話では意味深なシーンが早くも話題になっています。

コードブルー3の第1話の放送のラストのエレベーターシーン覚えてますか??藍沢はトロント大学の臨床医師の話があったが、救命に残ると決意します。

それについて白石が“どうして救命に残ったの?トロント大行かないの?”というと、藍沢は“夏は患者が減って、新海と取り合いになる。救命にいれば頭の患者は独り占めできる。

そして救命にはお前がいる”と。

この“救命にはお前がいる”という藍沢のセリフにビックリする白石なのですが、やはり視聴者もこのシーンは気になった人が多かったようです!

エレベーターでの藍沢の意味深なセリフ、“え?これは恋愛に発展するの?”と思う人と“医療系ドラマでいいよ”と別れていますね。

でも、興味のない異性にこんなセリフを言うでしょうか???

今後、藍沢と白石がどうなっていくのか展開が楽しみですよね!

コードブルーの意味とは?なぜブルーなのか?意味深なシーンとはなに?についてでした。

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