陸王 モデル企業とは?アシックス、きねや?実話なのか?
秋の新ドラマ「陸王」の主人公が社長をやってる足袋製造の会社こはぜ屋のモデルになったのは、どうやら「きねや足袋株式会社」らしいですね。。。
きねや足袋株式会社があるのは埼玉県の行田市、陸王の作中で主人公が蓮の花について語るシーンがあるんだけど、行田市には古代蓮の里があるのです!
そこで今回は、陸王 モデル企業とは?アシックス、きねや?実話なのか?についてご紹介していきたいと思います!
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作者の池井戸潤氏「モデルはいない」とは

陸王の作者である池井戸潤氏は公式Twitterで「きねや足袋さんには一度工場見学をさせていただきましたが、「モデル」ではありません。」ってツイートしました。
「『陸王』はフィクションでして、書いてあるエピソードはすべて、池井戸の創作です。 」ということで、陸王のこはぜ屋=きねや足袋株式会社ってのには否定的となっております。
池井戸潤氏は他にも「モデルがなくても書けるのが作家」って言っているようですし、ほんとにこはぜ屋のモデルはいないってことでしょうか?
モデルはいるというか、参考にした人とか会社はあるけど敢えて言わないのか、それとも本当にいないのか謎ですよね。
マラソン足袋って既に明治にあった??

色々調べてみると、マラソン足袋はきねや足袋株式会社が発祥じゃないようです!完全にきねや足袋が開発したのかと思ってました…。
そもそもマラソン足袋ってのは明治時代にはあったらしいですね!すごいですよね!しかし、考えてみればその時代って国産のランニングシューズないんですよね。
だから明治の人は「軽い方が速く走るのに有利でしょ」ということで普通の足袋を履いて走ってたらしいですし、昔の人はのても足つよいんですね。
明治45年の5月に日本はストックホルムオリンピックに出ることになり予選に勝ったのが2人います。
長距離選手の金栗四三って人と、短距離選手の三島弥彦、実は日本初のオリンピック選手ってことでこれは本当にすごいこと。
金栗四三って人はストックホルムオリンピックの予選で40kmくらい走ったんですが、めっちゃ走ったので当然、普通の足袋は底がやぶれて最後の方は裸足だったんだとか。
裸足じゃさすがに次走るのは辛いなってことで靴の修理を頼んだのが播磨屋の方で、そこの足袋職人の黒坂辛作に底をガッチガチに三重に補強してもらったらしいです。
このときに出来たのが初代マラソン足袋となります。そこからマラソン足袋の歴史が始まったのですね。
金栗四三は補強してもらったマラソン足袋でめっちゃ頑張って走ったんですが、ストックホルムの道路はやばすぎるほどのー道!とても道が悪いのです!
舗装道路だからそんなとこ走ったら足痛めるに決まってますよね、案の定膝痛めた金栗四三はオリンピック当日に26.7kmでコースアウトリタイアとなりました。
そして、日本帰ってきて金栗四三がまずやったことは播磨屋へ行くこと、「今のままじゃだめだわ、改良しようぜ」となりました。
足形のゴムを作って足袋の裏につけてみたり、「こはぜ」っていう足袋の足首後ろについてる金具外して甲のとこから紐で結ぶ感じにして黒坂辛作とても、頑張ったようです。
この時はまだ親指とそれ以外の指が別れてる二股の足袋の形を残しており、それに今のシューズ要素が合わさった感じ、名前は「金栗足袋」と名付けました。
金栗足袋はめっちゃいいとなって、戦後頃までマラソンシューズかわりになったそうです。
最初は良かった金栗足袋、でも昭和27年のヘルシンキオリンピックは惨敗!
金栗足袋っていう足袋タイプへの強いこだわりを捨てて、黒坂辛作は「やってやるぞ!」って気持ちでシューズタイプに取り掛かりました。
そのシューズタイプの新作「カナグリシューズ」で日本は、昭和28年のボストンマラソンで世界記録出します!!
陸王のこはぜ屋のモデルは“アシックス”説の理由とは

アシックスなのですが、なぜこはぜ屋のモデルがアシックスかというと、アシックスはマラソン足袋の開発と一緒に「選手病の足の豆」に注目します。
マラソン選手ってかなり長い時間走るのですが、その走っている時に足の裏面が摩擦されて、摩擦熱で豆ができるんだそうです。
だから熱を逃がせるように靴に空気穴開けて出来たのが「マジックランナー」、ここで一旦マラソン足袋の時代は終わるのです。
それから次に起こるのが、陸王のシューズマイスター村田のモデルって言われている、三村仁司って人がアシックスに入社することとなります。
アシックスは作中で村田がやってたみたいに「選手には足に合うシューズを履いてもらいたい」って、布製アッパー素材から、ポリエステルアッパー素材のシューズを提案します。
それで、マラソンシューズのソールも変えた方がいいんでは?ということで、ゴムを網目状にして合成皮革に貼りつけることにしました。
こうやって色々やってアシックスは「画期的に軽くて足に合う、走りやすいマラソンシューズを開発した」ということで有名なります。
陸王のこはぜ屋のモデルはアシックス説が濃厚?きねや足袋は偶然なのか?

きねや足袋の古いミシンの様子と陸王のミシンのシーンとか、蓮の花のシーンとか、考えれば考える程、陸王と符号します。
それにアシックスも陸王のシューズマイスター村田のモデルっぽい人がいますし、マラソン足袋からマラソンシューズを開発したってことで、ぴったりな気がします。
でも作者は「モデルはいない」と言っているみたいとし、こはぜ屋のモデルはアシックス説が濃厚ですが、きねや足袋株式会社要素も少し混じっている言えるのではないかと思います。
陸王は100年以上続いている足袋屋が一念発起してから頑張って足袋からシューズを開発するストーリーなので、この2つの会社がモデルかもしれませんね!予想ですが。
秋ドラマの陸王は「弱きを助け強きをくじく」って話しが好きな人にはオススメなドラマです!
原作とドラマを見比べるのも面白いから、ドラマが始まるまでに原作の方を読んでおくのもいいかもしれませんね!
陸王の視聴率が、かなり!いいぞ!
陸王 1話の視聴率は、14.7%でした。
シリーズものでない、ドラマの中で、15%近くの視聴率はかなり高いと言えますね。
シリーズもので言うと、2017年秋クールのドクターxは20%超え、前回クールのコードブルーも15%ほどありましたよね。
陸王は今後、どんな展開を見せるのか、注目です。
ちなみに、同じ原作者の池井戸潤さんの作品と言えば、半沢直樹が有名で、視聴率はなんと、ありえないですが、40%越えとなっていました。
陸王もそうなるのでは?と期待されているので、今後にも、注目です。
陸王のネタバレ情報とは

出演者もホットな若手俳優の山崎賢人さん、竹内涼真さん、ベテランの寺尾聡さんやキムラ緑子さん、他にも連ドラ初レギュラーとなる阿川佐和子さんや、ミュージシャンであるのも忘れるくらい演技派のピエール瀧さん、それにお笑いの小藪千豊さんなど楽しみな出演者が続々と発表されております!
阿川佐和子さんはこはぜ屋の縫製課のリーダー的存在。元気な役どころとなります。
ピエール瀧さんは、やはりちょっと嫌な人物、アトランティスの営業部長、予告動画を見ても怪しさが漂っております…。
小藪千豊さんは、その部下でゴマをすりながら従順に従う部下の役なのでとても面白そうですよね。
そして、役所広司さんの妻役を演じるその俳優とは、檀ふみさんです!TBSの連ドラにはなんと26年ぶりだとか。
そしてもうひとり気になる人物がシューフィッターの村野尊彦です。
歌舞伎俳優の市川右團次さん、芯の強い誠実そうな役でぴったりだと思われます。
豪華なキャストなのでとても楽しみですね!
では、ここらへんで少しネタバレ情報をご紹介します。
アトランティスの社員にピエール瀧さんと小藪千豊さんが決まりましたが、このアトランティスは結構こはぜ屋にいじわるをする。
このアトランティスはアシックスがモデルではないのか?といわれていますが、もちろんアシックスはこんないじわるはしてませんよ!
シューズの開発の部分で似ている部分があるので、その意味ではモデルだといいます!
いろいろと卑怯な手を使って裏工作をしかけてくるアトランティスに、こはぜ屋は堂々と勝負をしていく。
キーパーソンとなる竹内涼真さん演じる茂木裕人が、駅伝でどちらのシューズを履くことになるのか?
そのあたりが大きな見せ場になりそうだと思います。そしてこの茂木裕人も原作では大きく扱われております!
大学時代の箱根駅伝でエースを務め、大きな期待のもとダイワ食品へ入りますが、怪我により走法について悩むようになる。
この茂木裕人のモデルは瀬古利彦さんだといわれていますよね!
実際に箱根駅伝でエース区間を走り、その後SB食品に入社していて、怪我もしております。
原作では、社運をかけたシューズ「陸王」と自分の選手生命をかけた茂木裕人、このふたつのストーリーが同時進行していく。
茂木裕人役の竹内涼真さんはずっとサッカーをやっていて、高校時代には東京ヴェルディユースに所属していたほどの実力者。
今回スポーツ万能な竹内涼真さんがオーディションで勝ち取った役ということは、茂木裕人についてもしっかり描かれると期待しております!
▼最新追加情報▼陸王 実話なら、現在は?
毎週日曜日21時から放送の「陸王」。最近のネットニュースで、竹内涼真の涙のシーンが「神」ってコメントが載っていました。
確かに、ドラマ「陸王」での竹内涼真さん、脇役なんですが存在感もありますし、演技もスゴイです。仮面ライダードライブの頃からすると、かなりの成長ぶりです。
ドラマ「陸王」は、実話ではないか?と話題になっているのですが、本当に実話なのか調べてみました。もし、実話でだったら、現在はどうなっているのか?ということも含めて、書いていきたいと思います。
ドラマ「陸王」11月5日放送の第3話あらすじをご紹介
いよいよ、ランニングシューズ「陸王」の開発に明るい光が見えてきました。
ランニングシューズ「陸王」の開発にかかせないシルクレイの特許使用の許可を、飯山(寺尾聰)から得ることができたのです。
更にシルクレイを使用する条件として、自身も陸王の開発チームに入れてくれ・・・と頼む飯山でした。
飯山も加えてシューズのソール作りが始まりました。
開発が順調にすすんでいく兆しが見えている時ですが、富島(志賀廣太郎)は、一人だけ考え込んでいました。一度、会社を倒産させた飯山が、果たして信用できる人なんだろうか・・・と疑っている様子です。
一方、アトランティス社から怪我を理由にスポンサー契約を打ち切られてしまった茂木(竹内涼真)。
途方に暮れている場合でもなく、藁をもつかむ思いで宮沢(役所広司)が送ってきたシューズを、履いてみました。
最初の履き心地が、なんとも言えないものでした。履き心地の良さに喜んでいるのもつかの間、
走るうちにソールの不安定さが目立ってきたのです。
まだソールにシルクレイを使用していないので、まだまだ「陸王」は未完成。
今後、どんどん改善されていくのでしょうか。
これからのランニングシューズ「陸王」の開発、目が離せません。
ドラマ「陸王」 本当に足袋屋は存在するの?
2017年10月15日に放送が始まったドラマ「陸王」。
ドラマでは、こはぜ屋という老舗の足袋業者を舞台とし、足袋屋がランニングシューズを開発するという斬新な物語となっています。
このランニングシューズを足袋屋が作るという突拍子もない考え。
でも、実際あるのです。足袋屋がランニングシューズを作っているところ・・。
「きねや足袋」という埼玉県にある足袋屋です。創業1929年ですって。すごい老舗ですね。
驚くことにその「きねや足袋」が「きねや無敵」というランニングシューズを作っているんです。
きねや足袋のHPには、池井戸潤さんが取材に訪れたことが掲載されています。
そのHPで驚いたことが載っていました。
池井戸潤さんが、その「きねや足袋」に訪れて社長に質問した文言です。
「足袋業者がランニングシューズを作るという小説を書こうと思っています。
そういうストーリーは考えられますか?」
ですって。
池井戸潤さん、実話を小説にしたわけではなく、考えていたストーリーがたまたま実在したってことですね。すごい偶然です。
「きねや足袋」に池井戸潤さんが訪れたころには、構想は出来上がっていたということです。
そして、4年後に出来上がった小説「陸王」には、現実と重なる部分が多くて、きやね屋の社長もびっくりしたそうです。池井戸潤さん、素晴らしい想像力ですね。
池井戸潤さんのTwitterで、「陸王に実在するモデルはいない」と断言しているので、本当に本当の偶然の一致だったんでしょうね。参考にしたって感じかな。
ドラマ「陸王」 足袋屋が作ったランニングシューズについて
ドラマ「陸王」に、足袋屋が作ったランニングシューズが出てきます。
実際同じように足袋のようなランニングシューズがあることは、先ほどお話ししましたね。
でも、やっぱりランニングシューズ「陸王」にはモデルはないと、池井戸潤さんは言っています。
でも、なぜそんなにモデルはない!と否定するのでしょうか。
池井戸さんが、
「参考にしました」
と言ったら、その「きねや・無敵」の売り上げは、すごくあがりそうなのに・・・。
池井戸潤さんとしては、最初から自分で構想を練った作品だから、フィクションなのかノンフィクションなのか、はっきりさせたいのでしょう。
結果は、足袋屋がランニングシューズを開発した事実はあるけど、この小説・ドラマ「陸王」は、池井戸潤さんがストーリーを完全に作ったとうことです。
「実話ではない」ということですね。
ドラマ「陸王」のアトランティス社は、モデルはアシックス?
現在、ドラマで放送している「陸王」に、大手スポーツメーカーのアトランティスは、モデルがアシックスではないか?と話題になっています。
でも、アトランティス社とアシックスでは、外資系と日系企業という部分で違います。まあ、アトランティスという社名は、アシックスを意識して付けたってことは、間違いない気がします。
「陸王」のストーリーの中で、こはぜ屋に対してアトランティス社が、妨害行為をする内容があります。っとなると、アシックスが、足袋屋に本当に営業妨害をしたのかな・・・と心配しますよね。
現在、本当にそんな妨害行為が行われていたら、大企業にとってはリスクしかありません。ですので、きっと、物語の中の作り話にすぎないと思います。
ドラマや小説だと、事件が大きい方が盛り上がりますもんね。
「陸王」が実話なのか?という問いに対して、池井戸潤さんが「モデルとしている会社はない」と断言するのは、こういうストーリーの中で描いた事件まで本当のことのように間違えられると困るからではないでしょうか。
現在、実際にあるアシックスが、きねやのランニングシューズ・無敵に対して、妨害行為はしていないので、皆さま、お間違いなく・・・。
ドラマ「陸王」感想
「陸王」が実話ではなく、池井戸潤さんが考えた完全なフィクションということが分かりました。
本当に「陸王」というドラマを観ていると、現実味があり内容も面白いです。やっぱり役所広司さんや寺尾聰さんのベテラン俳優陣がどっしり構えているからかな~なんて思っています。
志賀廣太郎さんの独特な演技も好きです。いつも冷静沈着な役が多い志賀廣太郎さんですが、阿川佐和子さん演じる足袋工場の女性に対して、
「クソババア!」
と大声で喧嘩しているシーンは笑えました。
今後も、「こはぜ屋」の経理事務として、しっかり支えてほしいいです。
足袋屋「こはぜ屋」の従業員もみんないい雰囲気を出していますが、やっぱり、あのイケメン2人、ドラマにいいスパイスかけてますよね。
こはぜ屋の社長の息子役の山﨑賢人さん。
そして、マラソン選手役の竹内涼真さん。
まずは、山﨑賢人さんについてですが、いつも学生服を着たイケメンって感じですよね。でも、今回は悩み多き就活男性っていうところが、世の女性をぐっと惹きつけているのではないでしょうか。
現在の悩み多い役が、私は好きです。
山﨑賢人さんが演じる息子は、絶対ランニングシューズ「陸王」の開発に携わりたいって思ってますよね?父親と息子だから、こんな遠回りしているんですよ!
「早く2人とも素直になれ~」と思います。
社長も息子が必要だと言えばいいし、息子も父親の元で「こはぜ屋」をもっといい工場にしたい!って言っちゃえばいいのに・・。毎回、はがゆい気持ちで観ています。
次に、竹内涼真さん。
マラソン選手の役。似合っています。
小さな顔に似合わず太い腿。この腿は、サッカーで鍛えたからでしょうか。
すごい筋肉です。
怪我をしてアトランティス社からサポーター契約を打ち切られた時、こはぜ屋の社長・宮沢が送ってきたランニングシューズ「陸王」を履くのに、時間かかりすぎ~。
「早く、履いて!!」
ってテレビの前で叫んじゃったじゃないですか!!
かなりじらしていましたね。
それもそれで、演出として面白かったですが。やっと、「陸王」に足を通した時、ほっとしました。
「陸王」の良さを伝えてくれる人ができた!って。
でも、まだまだ「陸王」は、未完成。これから、どんどんいいランニングシューズになっていくのを観るのが楽しみです。
さいごに・・・
今回は、ドラマ「陸王」について調べてみて、実話じゃなかったことに衝撃を受けました。
でも、池井戸潤さんがずっと考えていたストーリーと似たような現実が実在していたことは、鳥肌ものでした。
これからどんどん面白くなっていくであろうドラマ「陸王」。
絶対見逃したくありません。
「陸王 実話 現在」や、陸王 モデル企業とは?アシックス、きねや?実話なのか?についてでした。
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